自動車の日常点検(エンジンルーム)、ボンネットを開けてチェックしてますか?

自動車の日常点検(エンジンルーム)、ボンネットを開けてチェックしてますか?

-車の日常点検(エンジンルーム)-

車の点検には、定期点検と日常点検があります。

定期点検はいわゆる車検など2年や3年(新車)に1回程度の自分以外で行なう車の点検となります。

定期点検は車を所有する人には義務付けられている事ですので、
車を持っている人は必ずしていることだと思います。

しかし、日常点検は行なっていない人が多いのではないでしょうか?

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日常点検とは

日常点検とは自分で行なう車の点検です。

車に異常があるかどうかをより早急に察知することができますし、
結果的に事故を未然に防ぐことができるようになります。

日常点検は大きく分けるとエンジンルーム・車周り(ヘッドライドやテールライトなど)・運転席(ブレーキペダルやアクセルの加速や減速の踏み具合など)があります。

もちろん、どの点検も重要ですが、
私が一番重要だと思っているのがエンジンルームの点検です。

車周りや運転席などは車に乗っていると自然と異常には気付くことが多いと思います。

しかし、バッテリー液の減りやエンジンオイルの汚れなどは気付きにくいものです。
また車のボンネットを開けたことがないという人も結構聞きます。

参考:自動車のエンジンオイル交換の目安時期と役割
参考:自動車のエンジンオイルの種類と選び方

日常点検の実施

日常点検はあまり車をいじらない(乗るだけ)人は難しいと思いがちですが、
修理をするというわけではないので思っているよりは簡単です。

ヴィレッジバンガードなどでこのピーピングライフ(Peeping Life)シリーズの動画を見たことないですか?
ピーピングライフでは自動車の点検をテーマにしたものも存在しています。

日常点検が身近に感じられると思います。
内容もとても面白いですよ。

自動車の点検は、初めてであれば、時間をかけてでも、ゆっくりと行なっていきましょう。
事故などを未然に防ぐことになりますから。

点検の回数が増えれば自然とチェックするスピードも上がっていきます。
慣れることが重要です。

エンジンルームの5つの点検

それではエンジンルームの点検を行なっていきます。
エンジンルームの点検には5項目ありますので一つ一つを目視で点検していきます。

まずはエンジンルームを見る為に、
ボンネットを開けます。

エンジンルームは走行後になると、
かなり熱をもって熱くなりますので走行前に行ないましょう

そして、必ずエンジンを停止してチェックをしていきます。

ウィンド・ウォッシャー液の点検

ウィンド・ウォッシャー液が十分にあるかの確認を行ないます。
これが減っているとフロントガラスの汚れを取ることができなくなります。

ウォッシャー液が減っていれば補充しましょう。
(地域により、水だけや水に台所洗剤を薄めて代用することも可能ですが、保証はできません)

一時的に使用する場合は、問題ありません。
但し、常用は余りお勧めできません。

ウォッシャー液は水と界面活性剤、アルコール等で作られています。
水と界面活性剤は洗剤と同じ成分ですが、アルコールの有無が大きな違いになります。
アルコールが含まれるお陰で、界面活性剤が少なくすみ、泡立ちが少なく素早く拭い去る事ができます。
同じ洗浄能力でも視界を確保する性能では劇的に違います。

アルコールが含まれないと、低温の場合は凍結します。
また洗剤は乾燥すると、結晶化する場合があります。
当然、噴射ノズルが詰まってしまい、使いたいときに使えない事態に陥ります。

濃度の高い界面活性剤は、塗装表面を劣化する場合があります。
噴射ノズル付近の塗装が犯されやすくなります。
但し、乾燥の繰り返し等で濃度が高くなった場合で、低濃度の場合は直ぐに犯される訳ではありません。

という意見もありますので参考になるかと思います。

ブレーキ液の点検

ブレーキー液の量のチェックを行ないます。

ブレーキ液量が減っているとブレーキの効きが悪くなります。
車のブレーキが効かないのは非常に危険ですよ。

バッテリー液の点検

バッテリー液が上限ラインと下限ラインの間にあるか量をチェックします。
このラインの間にバッテリー液がないと危険です。

バッテリー量が少なくなるとエンジンがかかりづらくなるので一つのサインとなります。
バッテリー液の寿命は一般的に4年~5年といわれています。

冷却水(ラジエーター液・クーラント)の点検

リザーバータンクのラジエーター液が減っていると、
オーバーヒートの原因になるので注意が必要です。

(ラジエーターへの補給も基本的には水道水で問題ありませんが、
ラジエーター液も在住する地域によっては凍結することがありますので保証はできませんので自己責任でお願いします)

エンジンオイルの点検

エンジンオイルは量についても確認が必要ですが汚れの確認が必要です。
車の燃費に深く関わってきます。

エンジンオイルの汚れチェック

このエンジンオイルの汚れのチェックが極めて重要になりますので、
しっかりと行いましょう。

エンジンは車の心臓部となります。
それほどまでに重要なものなのです。

動画でも自動車の日常点検

自動車のエンジンルームの日常点検を紹介してくれている動画です。

2つの動画はともに日常点検の動画で同じことを言っています。
車の点検の大切なことを伝えてくれています。

2つの動画の違いは、

・点検が分からない人に対しててんけん君というキャラが教えてくれているもの(エンジンルーム以外の点検も紹介)
・動画を見ている人に対して3人の女性が教えてくれている(見ている人とともに勉強)もの

になります。

ちなみにてんけん君はどちらの動画にも登場していますよ。

まとめ

車は消耗品です。
使えば使うほど劣化していくものです。

メンテナンスが必要になるのです。
もちろんDIYで行なうことも可能ですし、プロの整備士にみてもらうことも出来ます。

要するに日々の点検が必要になります。
点検を怠ることにより、事故の確率も高くなることを忘れずにしましょう。

車の故障(トラブル)は急にやってきます
昨日までしっかりと動いていたのに今日いきなり動かなくなることも珍しくありません。

走行中にも故障は突然にやってくることさえあります。
怖いですね・・・

そのためにも、車には強制保険(自賠責保険)のほか、任意保険があります。
参照:自動車の任意保険をアクサダイレクトに決めた理由と経験談(任意保険比較)

自分の車は自分でしっかりと可愛がって(管理して)あげなければなりません

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