日々、自動車に乗っていると走行距離の影響などで劣化する部品などが出てきます。
その一つにエンジンオイルがあります。
一般的なエンジンオイルの交換頻度は走行距離が5000kmに1回が目安とされていますが、
車種などにより異なりもあります。
エンジンオイルの交換時期が来たときに、
いざ、エンジンオイルを交換しようと考えた時にエンジンオイルの種類に困るといったことがあります。
エンジンオイルにはさまざまな種類があるのです。
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エンジンオイルの選び方
エンジンオイルを選ぶ時に”0W-20”や”5W-40”といった数字とアルファベットの組み合わせがあります。
これは、-(ハイフン)より左側の○Wは○の数字の部分はオイルの粘度(硬さや柔らかさ)を表しています。
この数字が少ないほどオイルが柔らかいということになります。
オイルが柔らかい方が燃費向上に貢献します。
WはWinterの頭文字となります。
-(ハイフン)より右側の数字は熱に対する強さを表しています。
ここの数字が大きい方が耐熱性が高くなります。
高回転エンジンやターボエンジン等向きです。
エンジンオイルを選ぶ基準は、重視するポイントによって異なります。
例えば、燃費を重視する場合は、Wの前の数字は少ない数字を選ぶのが良いということになります。
エンジンや車種によってエンジンオイルは推奨されているものがあります。
車種別で選ぶエンジンオイル
車の使用環境(走り方・扱い方)により若干の異なりはありますので、
自分が車をどういった環境で乗っているかということも考慮してエンジンオイルは選ぶ必要があります。
ハイブリットカーやコンパクトカー
0W-20が最近のハイブリットカーやコンパクトカーにはオススメとなります。
ミニバン・軽自動車
普通自動車や軽自動車は車を使う環境により幅広くエンジンオイルを選ぶ基準があります。
高速道路や人を乗せて走る(自分以外)ことが多いといった場合など、
またターボエンジンやエンジンに負荷のかかる使用が多いといった場合などを考慮する必要があります。
燃費重視の際は、0W-20がオススメとなり、負荷のかかる使用が多いといった場合は、5W-30や5W-50といったものもオススメです。
ミニバン
0W-20~5W-50
軽自動車
0W-20~5W-30
といったエンジンオイルから選ぶというのがオススメです。
スポーツカー
スポーツカーのエンジンは高温・高回転が基本です。
そのため、熱に対する強さが必要となります。
Wより右側の数字が大きいエンジンオイル(5W-40~15W-50)がおすすめです。
輸入車(外車)
車種によってさまざまです。
車種によってはオイルを消費するものもありますので、定期的なオイルチェックも必要になります。
エンジンオイルの価格の違い
エンジンオイルには価格の安いもの~高いものが存在します。
その価格の違いについて説明します。
基本的にエンジンオイルは3つの種類に分類されます。
鉱物油
鉱物油は一番スタンダードでよく使用されているエンジンオイルとなります。
コストパフォーマンスの良さが魅力です。
部分全合成油
鉱物油と全合成油の両面を併せ持った少し良いエンジンオイルとなります。
全合成油
不純物をほとんど含まず、粘度特性が優れているなど一番高いエンジンオイルとなります
エンジンオイルの選び方のまとめ
エンジンオイルの選び方には車種や使用環境により異なりがあります。
目安として参考にして頂ければと思います。
また、エンジンオイルには価格の違いなどがありますが、
一般的に車を使用している分には分からないくらいの違いとなると思います。
私は一般的に生活の中で車を使用している方であれば、
コストパフォーマンスの良い鉱物油のエンジンオイルで問題ないかと思っております。